こんにちは。院長の輿です。11月に入り、日毎に寒さが増してきました。

そして、早いもので開院して1ヶ月が過ぎようとしております。お陰さまで周辺地域より多くの患者さまにお越しいただき、充実した日々を過ごせています。

さて、当院の診療理念に

「スタッフ一丸で、むし歯と歯周病の予防を中心とした口腔管理に取り組み、患者さまへ生涯にわたって自分の歯で噛める喜びを提供します。」

「歯科医療を通じて患者さまのクオリティ・オブ・ライフ向上のためのお手伝いをします」

という大きなテーマを掲げています。

そのためには、スタッフ一丸となって知識面と技術面の成長が不可欠です。少しでも理念に近づけるように日頃から積極的に学ぶ姿勢を医院の文化にしていきたいと考えています。そこで、日頃の疑問点や改善点を全員で話し合い、翌日の診療に繋げるべく月１回の院内研修を設けることとしました。

本日は、夕方の診療を早めに終えて、第一回目の院内研修を行いました。

テーマは、「歯周病治療の流れと医院で行うべき事柄の確認と意思共有」です。歯周病治療を行うにあたって、当院には３名の歯科衛生士が在籍しています。基本的に担当歯科衛生士制として、患者さまの歯周病治療にあたらせていただいています。この歯周病治療は患者さまを中心として、歯科衛生士、歯科医師および受付・助手との共同作業で進んでいきます。院長の私と担当する歯科衛生士、更には受付・助手との密な連携と意思共有が必要不可欠です。今回は、そのための院内システムの構築を図るための時間としました。本日は早めに診療時間が終了することとなり、患者さまにはご迷惑をおかけしましたがお陰さまで大変有意義な時間になりました。

歯周病は慢性疾患であり、治療は数回で簡単に終わるものではありません。患者さまとの長い付き合いの中で、これから様々な事柄を経験することと思います。その都度、スタッフ全員で勉強を重ね、知識も技術もさらに身につけ、医院全体でレベルアップしていけるようにしたいと考えております。

私自身も、歯科医師としても人間としても、スタッフの頑張りに負けぬよう”keep learning”の姿勢を保ち続けたいと思っています。